【作業療法士が解説】排尿障害とは?原因・種類・治療とリハビリ・生活支援

排泄・排尿ケア

排尿障害は、頻尿・尿漏れ・尿が出にくい・夜中に何度も起きるといった、尿をためる・出す働きの困りごとの総称です。同じ尿漏れでも、骨盤底筋、膀胱、尿の通り道、トイレまでの移動など、原因によって対応は異なります。この記事では、成人の排尿障害について、作業療法士の視点から種類・原因・検査・治療・リハビリ・生活支援までを解説します。排尿障害の原因は?尿漏れは改善できる?どんなリハビリがある?といった疑問にもお答えします。

✍️ この記事を書いた人:Home Reha 福岡|作業療法士
Contents
  1. 排尿障害とは?下部尿路症状の3つの分類
  2. 尿をためる・出す仕組みとは?
  3. 排尿障害の主な原因は?
  4. 尿失禁の種類は?タイプ別の特徴と対応
  5. 排尿障害のセルフチェック|受診前に困りごとを整理しよう
  6. 夜間頻尿の原因は膀胱だけ?
  7. すぐに受診すべき排尿障害のサインは?
  8. 病院ではどんな検査をする?排尿日誌のつけ方
  9. 排尿障害の治療法は?
  10. 日常生活でできる対応は?
  11. 作業療法士が解説|排尿障害のリハビリとは?
  12. 介護・看護で大切な支援は?
  13. 多職種で共有したい情報は?
  14. よくある質問
  15. まとめ

排尿障害とは?下部尿路症状の3つの分類

排尿障害とは、広い意味では尿をためる・出す・排尿を終えるという一連の働きに問題が生じることを指します。医学的には、これらの症状をまとめて「下部尿路症状(膀胱から尿道にかけての症状)」と呼び、症状が起こる時期によって3つに分けます。なお、狭い意味の「排尿障害」は、尿が出にくい状態を指すこともあります。[1]

分類主な症状生活での例
蓄尿症状(尿をためる時期の症状)頻尿、尿意切迫感(急に我慢しにくい尿意が起こる)、夜間頻尿、尿失禁急に尿意が強くなり、トイレまで間に合わない
排尿症状(尿を出す時期の症状)尿勢低下、排尿開始の遅れ、尿線途絶(尿が途中で途切れる)、腹圧排尿(お腹に力を入れないと出ない)出始めるまで時間がかかり、途中で途切れる
排尿後症状(尿を出した直後の症状)残尿感、排尿後尿滴下終わっても残った感じがある、下着を上げてから少量漏れる

これらの症状は、一人の中で重なって現れることがあります。「漏れているから尿は十分に出ている」「頻尿だから過活動膀胱」とは判断できません。

排尿障害の全体像を、図で整理すると次のようになります。

排尿障害とは|下部尿路症状の分類と主な症状

排尿障害への対応で目指すこと

  • 症状の原因(膀胱・尿道・神経・薬・生活動作など)を確かめる
  • 身体の機能と生活環境の両方から支援する
  • 外出・睡眠・介護負担など、本人が大切にしたい生活を守る

排尿障害になると生活で何が起こる?

  • 外出や人と会う機会を控えるようになる
  • 夜間に何度も起きて睡眠が分断される
  • 夜間のトイレ移動で転倒の危険が高まる
  • 恥ずかしさから自信や意欲が低下する
  • パッド交換や着替えなど、介護負担が増える
🔁 排尿の困りごとが生活に広がる悪循環
  1. 尿漏れ・頻尿・間に合わないといった症状が起こる
  2. 失敗が心配で、外出や水分を控えるようになる
  3. 活動量の低下、脱水、便秘などにつながることがある
  4. 移動に時間がかかる、便秘で排尿が妨げられるなど、症状が悪化しやすくなる
  5. 自信が低下し、さらに外出や活動を控える
💡 悪循環を断つための3つの視点
  • 原因を確かめる:泌尿器科などで、症状のタイプと背景を評価してもらう
  • 記録する:排尿日誌で「いつ・どんな場面で困るか」を見える化する
  • 動作と環境を整える:トイレまでの移動や衣服操作など、間に合わない理由を減らす

尿をためる・出す仕組みとは?

腎臓でつくられた尿は、尿管を通って膀胱にたまります。尿をためている間は膀胱の筋肉がゆるみ、尿道を閉じる仕組みが働いて尿漏れを防ぎます。排尿するときは、膀胱が収縮し、尿道側がゆるんで尿を出します。

この切り替えには、脳、脊髄、末梢神経、膀胱、尿道、骨盤底筋(骨盤の底でハンモックのように臓器を支える筋肉)が関わります。そのため、筋肉の弱さだけでなく、神経の障害や尿の通り道の狭さでも問題が起こります。

また、生活の中でトイレで排尿するには、次のような行動も必要です。

🚻 「トイレで排尿する」までの一連の流れ
  1. 尿意に気づく
  2. 必要に応じて援助を呼ぶ
  3. トイレへ移動する
  4. 衣服を下ろす
  5. 便座に座り、排尿する
💡 作業療法士のポイント

排泄の支援は、膀胱の働きだけを見る取り組みではありません。尿意に気づいてから便座に座るまでのどこか一つでも時間がかかると、膀胱の働きに大きな問題がなくても間に合わないことがあります。膀胱の治療とトイレ動作への支援を並行して考えることが、安心して過ごせる生活につながります。

排尿障害の主な原因は?

排尿障害の原因は一つとは限らず、複数が重なることもあります。主な原因を、尿の通り道・神経・骨盤底・感染・薬・生活動作の順に整理します。全体像は、次の図のようになります。

排尿障害の主な原因|尿の通り道・神経・骨盤底・感染・薬・生活動作

尿の通り道が狭くなる

前立腺肥大症、尿道狭窄、骨盤臓器脱(子宮や膀胱などが下がってくる状態)などにより、膀胱から尿道への流れが妨げられます。勢いの低下や出しにくさだけでなく、頻尿を伴う場合もあります。[1][2]

膀胱や神経の働きが変化する

脳卒中、パーキンソン病、脊髄損傷、糖尿病による神経障害、骨盤内手術後などでは、尿意や膀胱・尿道の協調が変化することがあります。神経の障害による排尿機能の問題を「神経因性下部尿路機能障害」、一般には「神経因性膀胱」と呼ぶことがあります。

神経の病気があっても、全員が同じ排尿パターンになるわけではありません。尿をためにくい状態と、出し切れない状態が併存することもあり、症状と検査を合わせて評価します。[1][2]

骨盤底の支持・尿道を閉じる働きが低下する

妊娠・出産、加齢、前立腺手術などを背景に、咳や立ち上がりで漏れることがあります。一方、骨盤底筋が十分にゆるまないことが、排尿しにくさに関係する場合もあります。すべてを「筋力不足」と考えるのは適切ではありません。[2][3]

感染・炎症などがある

膀胱炎などでは、頻尿、排尿痛、尿意の増加が生じます。結石、腫瘍、膀胱痛を伴う病気などとの見分けが必要な場合もあります。急に症状が出たときや、痛み・血尿を伴うときは、運動だけで様子をみないことが大切です。

薬剤や便秘が関係する

抗コリン作用のある薬、一部のかぜ薬・抗アレルギー薬、オピオイド(医療用麻薬など)が尿を出しにくくすることがあります。利尿薬などは、尿量や排尿する時間帯に影響します。便秘が排尿を妨げることもあります。[2]

⚠️ 薬は自己判断で中止しない

排尿に影響しそうな薬があっても、自己判断で中止しないでください。市販薬も含めた服薬一覧を医師・薬剤師に見せて相談しましょう。

身体機能・認知機能・環境が関係する

歩行に時間がかかる、片手で衣服を下ろせない、トイレの場所がわからない、援助を求めにくいといった問題も、失禁につながります。入院や転居などで環境が変わった時期には、これまでできていた排泄が難しくなる場合があります。

原因主な対応の方向性
尿の通り道が狭くなる泌尿器科での評価、原因に応じた薬物療法・手術
膀胱や神経の働きの変化症状と検査を合わせた評価、尿の排出確保、薬物療法
骨盤底の支持・尿道を閉じる働きの低下骨盤底筋訓練、動作時の工夫、必要に応じた手術
感染・炎症など運動で様子をみず受診、原因の治療
薬剤・便秘医師・薬剤師への相談、排便習慣の見直し
身体機能・認知機能・環境動作練習、環境調整、声かけ・介助方法の工夫

尿失禁の種類は?タイプ別の特徴と対応

尿失禁は、漏れ方の特徴によっていくつかのタイプに分けられます。タイプによって優先する対応が異なるため、まずはどのような場面で漏れるかを確認することが大切です。

種類主な特徴対応の方向性
腹圧性尿失禁咳、くしゃみ、持ち上げ動作などで漏れる骨盤底筋訓練、動作時の工夫、必要に応じた手術など
切迫性尿失禁急な強い尿意に続いて漏れる原因評価、膀胱訓練、生活調整、薬物療法など
混合性尿失禁腹圧性と切迫性の両方の特徴がある困りごとを確認し、両方への対応を組み合わせる
溢流性尿失禁出し切れずに尿がたまり、少しずつ漏れる残尿・尿閉(尿がたまっているのに出せない状態)の評価、尿の排出確保、原因治療
機能性尿失禁移動や認知、衣服操作などの問題で間に合わない動作練習、環境調整、適切な声かけ・介助

腹圧性・切迫性・溢流性・機能性の特徴は、日本泌尿器科学会の一般向け情報でも説明されています。[3]

尿失禁の種類ごとの特徴を、図で整理すると次のようになります。

尿失禁の種類|腹圧性・切迫性・混合性・溢流性・機能性の特徴

過活動膀胱と尿失禁の違い

過活動膀胱は、急に起こる我慢しにくい尿意を中心とする症状のまとまりです。頻尿や夜間頻尿、切迫性尿失禁を伴うことがありますが、尿漏れがない過活動膀胱もあります。感染など、似た症状を起こす病気の確認も必要です。

溢流性尿失禁では「漏れ」より「出せているか」を確認する

尿が漏れていても、膀胱の中に尿が残っていたり(残尿)、尿を十分に出せなかったり(尿閉)することがあります。「いつも少しずつ漏れる」「何度もトイレへ行くが少量しか出ない」「勢いが弱い」といった場合は、このような状態の可能性があります。慢性的な尿閉では、強い痛みがないこともあります。[2]

⚠️ 自己流の対策で治療が遅れることも

膀胱に尿が残っている状態で水分を増やしたり、排尿を我慢する練習をしたりすると、適切な治療が遅れるおそれがあります。出しにくさを伴う尿漏れは、まず医療機関で評価を受けましょう。

排尿障害のセルフチェック|受診前に困りごとを整理しよう

次のチェックリストで、当てはまる項目を確認してみましょう。どの場面で困っているかを整理すると、受診時に症状を伝えやすくなります。

✅ 尿をためる時期のチェック
  • 咳・くしゃみ・重い物を持つときに漏れる
  • 急に強い尿意が起こり、トイレまで間に合わないことがある
  • 日中のトイレの回数が多く、生活に支障がある
  • 夜中に排尿のために起き、睡眠に影響している
✅ 尿を出す時期・出した後のチェック
  • 尿の勢いが弱い、出始めるまで時間がかかる
  • 何度もトイレへ行くが、少量しか出ない
  • いつも少しずつ漏れている
  • 排尿後も残った感じがある、下着を上げてから少量漏れる
✅ 生活動作のチェック
  • 起き上がりやトイレまでの移動に時間がかかる
  • 衣服を下ろしている間に漏れてしまう
  • トイレの場所がわからなくなる、援助を呼ぶのが遅れる
💡 チェック結果の見方

当てはまる項目が複数のグループにまたがることは珍しくありません。このチェックリストはタイプを判定するものではなく、困りごとを整理するための目安です。「出しにくさ」や「少量ずつ漏れ続ける」に当てはまる場合は、膀胱に尿が残っている可能性もあるため、自己流の訓練を始める前に受診しましょう。

夜間頻尿の原因は膀胱だけ?

夜間頻尿とは、睡眠中に排尿のために1回以上起きる症状です。回数に加えて、眠りへの影響や本人の困り具合を確認します。

主な背景は、次の3つに整理されます。心不全、腎機能障害、糖尿病、睡眠時無呼吸症候群などが関わる場合もあります。[4]

  • 一日を通じて、または夜間につくられる尿が多い(多尿・夜間多尿)
  • 膀胱に十分ためられない(残尿が多く、ためられる量が減る場合も含む)
  • 睡眠が障害されている

「尿意で目覚めたのか」「先に目覚めて、ついでに排尿したのか」も大切な情報です。

夕方以降の飲水や飲酒を見直すほか、日中の活動、睡眠環境、むくみ、内服時刻などを医療者と確認します。利尿薬の服用時間の変更や弾性ストッキングの使用などは、病状に応じた判断が必要なため、医師・看護師に相談してから行いましょう。

すぐに受診すべき排尿障害のサインは?

🚨 直ちに医療機関へ相談したい症状
  • 急に尿が出なくなった。特に下腹部が張る、強く痛む
  • 腰痛や脚の症状に加えて、新しく尿が出にくくなった、股・肛門周囲の感覚が鈍くなった、脚の力が落ちた
  • 発熱、悪寒、背中・脇腹の痛み、嘔吐などを伴い、全身状態が悪い
  • 血の塊が出て尿が出ない、強い血尿と体調不良がある

急性尿閉では、医療機関で速やかに尿を排出させる処置が必要です。[2][5]また、新しい排尿障害と会陰部(股の間)の感覚異常などの組み合わせは、馬尾症候群(腰の神経の束が強く圧迫される状態)などの緊急評価が必要な状態を示すことがあります。[6]

これらの症状があるときは、排尿日誌の記録や訓練よりも受診を優先してください。意識の変化や著しいぐったり感などがある場合は、救急要請も検討します。

⚠️ 痛みがなくても受診したい症状

目で見てわかる血尿、繰り返す尿路感染、続く排尿困難、生活に支障がある頻尿・失禁は、泌尿器科で相談しましょう。「年齢のせい」で片づけないことが大切です。

病院ではどんな検査をする?排尿日誌のつけ方

問診では、症状の始まり、漏れる場面、尿の勢い、服薬、便秘、神経疾患や手術歴などを確認します。診察に加え、次の検査を必要に応じて行います。[7]

検査・評価分かること
尿検査・必要時の尿培養感染、血尿、糖など
残尿測定排尿後に膀胱へ残る尿量
尿流測定尿の勢い、出方、排尿にかかる時間
超音波検査膀胱、前立腺、腎臓などの状態
血液検査腎機能、血糖など
尿流動態検査尿をためる時・出す時の膀胱内の圧や、膀胱と尿道の働き

残尿感と残尿量は別のもの

残尿感は本人の感覚、残尿量は測定で確認する尿の量です。残った感じが強くても残尿が少ない場合、感じがなくても多い場合があります。

残尿量は、測定条件、繰り返しの結果、症状、腎機能などを合わせて判断します。一つの数値だけで、すべての人の導尿の必要性を決めることはできません。

排尿日誌をつけてみる

可能であれば数日間、次の項目を記録すると相談に役立ちます。無理なく記録できる範囲から始めましょう。ただし、急に尿が出ないなどの緊急症状があるときは、記録を待たずに受診してください。

項目記録内容
排尿時刻、測定できれば1回量
尿意・失禁急な尿意の有無、漏れた場面、量の目安
飲水時刻、飲み物の種類と量
睡眠就寝・起床時刻、夜中に起きた理由
生活状況便通、服薬、介助の有無など

夜間尿量を評価するときは、起床後最初の尿も夜間につくられた尿に含めます。集計方法は医療者に確認してください。[4]

排尿障害の治療法は?

原因の治療と薬物療法

感染、前立腺肥大症、便秘、神経疾患、薬の影響などを評価し、原因に合わせて治療します。過活動膀胱では抗コリン薬やβ3受容体作動薬、前立腺肥大症ではα1遮断薬などを使うことがあります。[3][4]

⚠️ 薬の副作用にも注意

薬には、口の渇き、便秘、ふらつきなどの副作用があります。高齢者や残尿が多い人では、認知面、転倒、尿閉などへの注意も必要です。効果だけでなく、「飲み始めてから便秘やふらつきが増えた」といった変化も医師・薬剤師に伝えてください。

導尿・カテーテル管理

尿を十分に出せない場合は、カテーテル(細い管)で尿を排出することがあります。必要時に挿入して排出後に抜く間欠導尿と、一定期間入れておく留置カテーテルなどがあり、病状や生活状況に合わせて選択します。[5]

導尿の回数や方法は医療者の指示に従います。手指の動き、視力、姿勢、理解力、介助者の有無などを踏まえ、実際に続けられる方法を検討することも大切です。

手術・専門的治療

保存的治療(薬・訓練・生活調整など)で十分な改善が得られない場合などには、原因に応じて手術や専門的治療を検討します。腹圧性尿失禁に対する手術、前立腺の手術、過活動膀胱に対するボツリヌス毒素膀胱壁内注入などがあります。治療の適応や副作用、治療後の管理を専門医と相談します。[3][8]

日常生活でできる対応は?

水分は「減らせばよい」わけではない

失禁が心配で極端に飲水を控えると、脱水や便秘などにつながります。一方、必要以上の飲水や、就寝前にまとめて飲む習慣が頻尿を悪化させる場合もあります。

摂取量と時間帯は、尿量、気温、活動量、心臓・腎臓の状態などで調整します。心不全や腎臓病などで水分量の指示を受けている人は、その指示を優先してください。全員に同じ飲水量を勧めることはできません。[8]

カフェイン・飲酒の影響を確認する

コーヒーや濃いお茶などのカフェイン、アルコールが症状に影響する人もいます。排尿日誌と照らし合わせ、量や時間帯を調整して変化をみます。[8]

便秘、体重、慢性的な咳にも対応する

便秘や強いいきみ、肥満、慢性的な咳は、排尿や尿漏れに関係することがあります。食事・活動・排便習慣を見直し、必要に応じて治療を受けます。[8]

排尿しやすい姿勢を整える

便座では足が安定する高さを確保し、肩や腹部の過剰な力を抜いて、落ち着いて排尿できる環境を整えます。姿勢を変えても出しにくさが続く場合は、原因の評価が必要です。

🚫 自己流で行わないでください

強くいきみ続ける、下腹部を押して尿を出すといった方法は、自己流で行わないでください。特に神経の障害がある場合は、膀胱内の圧を含めた専門的判断が必要です。

作業療法士が解説|排尿障害のリハビリとは?

リハビリでは、骨盤底筋訓練などの排尿機能に働きかける方法と、移動・衣服操作・環境調整など、排泄を実行しやすくする方法を組み合わせます。リハビリ職は、排尿に関する困りごとやトイレ動作を確認し、医学的な評価が必要な場合は医師・看護師などと連携します。

骨盤底筋訓練

骨盤底筋訓練は、腹圧性尿失禁などに用いられます。女性の腹圧性・混合性尿失禁では、専門家の指導下で少なくとも3か月の訓練が推奨されています。男性でも、前立腺手術後などに個別の評価・指導を行います。[9][10]

ただし、骨盤底筋訓練はすべての排尿障害に有効な方法ではありません。残尿や尿閉に伴う溢流性尿失禁では尿の排出確保や原因の治療が、機能性尿失禁では動作・環境への支援が優先されます。

取り組むときは、次の点を確認します。

  1. 仰向けや安定した座位など、力を入れやすい姿勢をとる
  2. 息を止めず、肛門や尿道周囲を内側・上方へ引き上げるイメージで収縮する
  3. お尻や太ももを強く固めたり、下へいきんだりしていないか確認する
  4. 収縮後は十分にゆるめる
  5. 保持時間や回数は、正しくできる範囲から個別に調整する

大切なのは回数よりも、正しい収縮と弛緩(ゆるめること)です。咳や持ち上げ動作の前に収縮させる練習も、専門家と相談して取り入れます。

骨盤底筋トレーニングの進め方を、図で整理すると次のようになります。

骨盤底筋トレーニングの方法とポイント
⚠️ 骨盤底筋訓練の注意点

排尿中に何度も尿を止める練習は、日常の訓練として行わないでください。また、骨盤周囲の痛みや出しにくさがある人は、締める練習より、ゆるめる練習や別の治療が必要な場合があります。[10]

膀胱訓練

膀胱訓練は、本人が尿意に対処しながら、排尿間隔を段階的に調整する方法です。女性の切迫性・混合性尿失禁では、少なくとも6週間の取り組みが推奨されています。[9]介護の場面で行う定時排尿やトイレ誘導とは目的が異なります(後述)。

  1. 排尿日誌で現在のパターンを把握し、無理のない目標を決める
  2. 尿意が出たら慌てて走らず、いったん立ち止まるか安全に座る
  3. 呼吸を整え、尿意が落ち着くのを待つ
  4. 尿意が落ち着いたら、ゆっくりトイレへ向かう
  5. 間隔を延ばす場合も少しずつ行い、痛みが出るほど我慢しない
⚠️ 自己判断で開始しないほうがよい場合

尿閉、多量の残尿、感染、膀胱痛、神経疾患に伴う膀胱内の圧が高い状態などが疑われる場合は、自己判断で膀胱訓練を開始しないことが大切です。

歩行練習・全身運動と尿漏れの関係

歩行練習の第一の目的は、トイレまで安全に移動する力を保つことです。そのうえで、尿漏れとの関係については、次の2種類の研究が報告されています。一つは歩行中に骨盤底筋が活動することを示した研究[12]、もう一つは歩行と筋力トレーニングなどを組み合わせた運動で尿失禁症状が改善した研究[13][14]です。両者は確かめた内容が異なるため、分けて紹介します。

歩いているときも骨盤底筋は働いている

Williamsら(2022年)は、尿失禁のない成人17人を対象に、歩行・ジョギング中の骨盤底筋の筋活動を調べました。その結果、歩行周期を通じて活動がみられ、特に片脚で身体を支える時期に活動が増加し、歩行速度が速いほど筋活動も大きくなりました。[12]

この結果は、骨盤底筋が日常の歩行にも関わることを示しています。歩行に伴う腹圧や荷重の変化へ対応している可能性がありますが、この研究では腹圧を直接測定していません。また、筋活動を確認した研究であり、歩行を続けることで骨盤底筋が強くなるか、尿漏れが減るかを検証したものではありません。

歩行を含む運動で尿漏れが改善した研究

研究対象・介入主な結果と限界
亀尾ら(2024年)[13]腹圧性尿失禁を自覚する46〜64歳の女性68人を無作為化。歩行指導と家庭で行う筋力トレーニングなどを12週間実施通常生活の群と比べ、尿漏れ頻度・量の質問票スコア、生活への影響が改善。ただし、歩行単独の効果は分けられず、非盲検・自己評価による影響にも注意が必要
Kimら(2007年)[14]腹圧性尿失禁のある70歳以上の地域在住女性70人を無作為化。骨盤底筋訓練と全身体力向上を組み合わせた運動を3か月実施尿失禁がなくなったと報告した割合は介入群54.5%、対照群9.4%。歩行速度も改善したが、どの運動が改善に寄与したかは切り分けられない

これらは主に女性の尿失禁を対象にした研究です。男性や、脳卒中・脊髄損傷などに伴う排尿障害でも同じ効果が得られるとは限りません。

「腹圧を上げればよい」という意味ではない

腹圧の上昇は、膀胱にかかる負荷にもなります。尿漏れを防ぐには、その負荷に骨盤底筋や尿道を閉じる仕組みが対応する必要があります。意識してお腹に力を入れたり、息を止めたりして歩くことを勧めるものではありません。

また、これらの研究は、主に尿を漏らさず保つ働きに関するものです。歩行で尿の勢いが改善する、残尿が減る、尿閉が治るとまではいえません。

歩行と尿漏れの関係を、図で整理すると次のようになります。

歩行と尿もれの関係|歩行中の骨盤底筋の働き
💡 臨床ではこう考える

歩行は、骨盤底筋だけを鍛える目的の運動ではありません。骨盤底筋が歩行中の荷重に合わせて働く可能性はありますが、ここで紹介した研究からは、歩行単独の効果や最適な歩行量までは判断できません。原因に応じた治療や骨盤底筋訓練に組み合わせ、「トイレまで安心して歩ける」「外出を続けられる」といった生活の目標につなげる運動として位置付けます。

⚠️ 歩行練習を行うときの注意点

転倒リスクや全身状態を確認し、無理のない距離・時間から調整します。歩行中に尿漏れや骨盤周囲の痛み・下垂感が増える場合は、負荷や方法を見直しましょう。速く歩くほど筋活動が増えたという結果だけを根拠に、速歩を一律に勧めることはできません。

移動・移乗・衣服操作の練習

機能性尿失禁への支援では、実際にどこで時間がかかるかを観察します。以下は、動作を評価して支援する際の実践例です。

困っている場面支援・練習の例
起き上がりに時間がかかるベッドの高さや支持物を調整し、起き上がりを練習する
トイレまで遠い動線を短くする、夜間のみポータブルトイレを検討する
方向転換で不安定になる手すりの位置を見直し、便座前での足の運びを練習する
衣服を下ろす間に漏れるウエストゴム、ゆとりのある衣服、片手操作の方法を検討する
尿器をうまく使えない形状、持ち方、設置位置、姿勢を調整する
援助を呼ぶのが遅れる呼び出し手段を手元に置き、呼ぶタイミングを一緒に決める
💡 作業療法士のポイント

トイレ動作の練習は、単に歩く距離を延ばすことが目的ではありません。尿意が出てから排尿するまでの一連の動作を、普段の衣服や福祉用具で確認すると、「どこで間に合わなくなるか」が具体的に見えてきます。こうした支援は排尿の原因治療を補うもので、本人が自分のペースで排泄できる生活につながります。

認知機能が低下している人への支援

認知機能が低下している人には、排尿パターンに合わせてトイレへ案内する「定時排尿」や、本人に尿意を確認してトイレ利用を促す「排尿誘導(声かけでトイレ利用を促す方法)」を検討します。これらは介助者の関わりで排泄の成功を増やす方法で、本人が尿意を我慢しながら間隔を延ばす膀胱訓練とは目的が異なります。

一律に短い間隔で連れていくのではなく、成功しやすい時間帯を探します。トイレの表示をわかりやすくする、声かけを一つずつにする、夜間は睡眠と安全も考慮するなど、本人に合わせて調整します。

介護・看護で大切な支援は?

介護・看護の場面では、本人の気持ちへの配慮、パッドの使い方、夜間の転倒予防、カテーテルの管理の4つが特に大切です。全体像は、次の図のようになります。

排尿ケアで大切な4つの支援|本人への配慮・パッドの使い方・夜間の転倒予防・カテーテル管理

失敗を責めず、本人の希望を聞く

失禁には恥ずかしさや自尊心の低下が伴います。「また漏れた」と責めるのではなく、「どうすれば間に合いやすいか」を一緒に考えます。

目標も「パッドを外す」だけに限定しません。外出しやすくなる、夜に安心して眠れる、必要な場面だけ介助を受けるなど、本人が大切にしたい生活を確認します。

パッド・おむつを上手に使う

吸収量、形状、交換のしやすさ、肌への影響を踏まえて選びます。パッドは生活を支える道具ですが、使用しているだけでは残尿や尿閉の有無はわかりません。

濡れた状態が長く続かないようにし、こすらず清潔を保ちます。発赤、ただれ、痛みなどが続くときは、看護師や医師に相談してください。

夜間の転倒を防ぐ

足元灯、障害物の除去、履物、手すり、呼び出し手段を整えます。「急いで行かなければ」という焦りも確認し、安全に移動できる方法を選びます。ポータブルトイレの導入では、距離だけでなく移乗の安定性、プライバシー、処理の負担も検討します。

留置カテーテルがある場合

留置カテーテルの管理では、次の点を確認します。[11]

  • 尿の流れ:チューブが折れ曲がったり、身体の下敷きになったりしていないか
  • バッグの位置:膀胱より低く保ち、床へ直接置かない
  • 牽引の防止:移動・移乗時にチューブが引っ張られたり、引っかかったりしないようにする
  • 清潔:接続部を不用意に外さず、触れる前後に手指衛生を行う
⚠️ カテーテルは自己判断で操作しない

自己判断でクランプ(管を閉じること)して尿をためる練習をしたり、閉塞を疑って洗浄・抜去したりしないでください。尿が流れない、痛み、発熱、尿の脇漏れなどがある場合は、管理担当者へ相談します。留置を続ける必要性も定期的に見直します。

多職種で共有したい情報は?

排尿機能、トイレ動作、介護負担は分けて評価し、つなげて支援します。

職種主に共有・検討する内容の例
医師原因、残尿・腎機能、薬や処置の適応
看護師排尿パターン、尿量、導尿・カテーテル、皮膚状態
作業療法士衣服操作、認知面、排泄手順、環境・用具の調整
理学療法士移動・移乗、バランス、専門性に応じた骨盤底への介入
薬剤師排尿に影響する薬、副作用、服薬時刻
管理栄養士便秘・体重に関わる食事内容、水分のとり方の調整
介護職・ケアマネジャー日々の成功場面、介助方法、在宅サービス・用具

例えば「夜間に失禁あり」だけでなく、「尿意を伝えられるが、起き上がりと衣服操作に時間がかかり、便座前で漏れる」と共有すると、具体的な対策につながります。

急に尿が出ない、強い痛み、発熱を伴う体調不良などがある場合は、記録や動作評価を待たず、医療機関への相談を優先します。以下は、緊急性の高い症状がない場合の支援の進め方です。

🔁 排尿の困りごとを支援につなげる流れ
  1. 困りごとの場面を聞き取る(いつ・どこで・どのように)
  2. 排尿日誌で排尿・飲水・睡眠のパターンを把握する
  3. 医療機関で原因・残尿などを評価する
  4. トイレまでの動作・環境・認知面を観察する
  5. 医師・看護師・薬剤師・管理栄養士・介護職・ケアマネジャーと共有し、支援を組み立てる
💡 作業療法士のポイント

多職種で共有するときは、「失禁があるか」よりも「どの動作で、なぜ間に合わないか」を伝えることが役立ちます。場面が具体的になると、薬・動作・環境・介助のどこに働きかけるかを職種ごとに分担しやすくなります。本人の希望する生活を共通の目標にすることで、パッドや介助を上手に使いながら暮らしを続ける選択肢も見えてきます。

骨盤底筋への専門的介入は、必要な研修や技術を備えた担当者が、本人の同意とプライバシーに配慮して行います。

よくある質問

尿漏れは年齢のせいなので仕方ありませんか?
加齢が関係する場合はありますが、それだけが原因とは限りません。治療、動作の工夫、環境調整によって負担を減らせる可能性があります。
尿漏れには、とりあえず骨盤底筋訓練をすればよいですか?
尿閉に伴う漏れや機能性尿失禁などでは、優先する対応が異なります。出しにくさ、痛み、神経疾患などがある場合は、まず評価を受けましょう。
骨盤底筋訓練はどれくらい続ければよいですか?
女性の腹圧性・混合性尿失禁では、専門家の指導下で少なくとも3か月の訓練が推奨されています。回数よりも正しい収縮と弛緩が大切なため、方法は専門家と確認しながら進めましょう。
排尿中に尿を止める練習をしてもよいですか?
排尿中に何度も尿を止める練習は、日常の訓練として行わないでください。骨盤底筋訓練は、排尿していないときに、正しい姿勢と呼吸で行います。
歩くだけで尿漏れは改善しますか?
歩行中に骨盤底筋が活動することや、歩行と筋力トレーニングを組み合わせた介入で尿漏れが改善したことは報告されています。ただし、ここで紹介した研究からは、歩行単独の効果や最適な歩行量までは判断できません。原因に応じた治療や骨盤底筋訓練に組み合わせて考えます。
水分を控えれば頻尿は良くなりますか?
極端に飲水を控えると、脱水や便秘につながることがあります。一方、必要以上の飲水や就寝前にまとめて飲む習慣が頻尿を悪化させる場合もあるため、量と時間帯を排尿日誌で確認しながら医療者と調整しましょう。
夜中のトイレは何回からが問題ですか?
夜間頻尿は、睡眠中に排尿のために1回以上起きる症状と定義されています。回数だけでなく、眠りへの影響や本人の困り具合を合わせて考えます。
何度もトイレに行くのは、膀胱が小さいからですか?
尿量が多い、膀胱が過敏になっている、残尿が多い、睡眠が障害されているなど、複数の可能性があります。排尿日誌や残尿測定が判断に役立ちます。
尿漏れパッドを使っていれば安心ですか?
パッドは生活を支える道具ですが、使用しているだけでは残尿や尿閉の有無はわかりません。少しずつ漏れ続ける、出しにくいといった症状がある場合は受診し、皮膚の発赤やただれにも注意しましょう。
カテーテルがあるとリハビリはできませんか?
全身状態と医師の指示に問題がなければ、留置中でも移動や生活動作の練習を行うことがあります。チューブの牽引、バッグの位置、尿の流れを確認し、安全に実施します。
受診前に何を準備すればよいですか?
服薬一覧、症状が始まった時期、困る場面、可能なら数日分の排尿日誌を準備すると役立ちます。ただし、急に尿が出ないなどの緊急症状があるときは、記録を待たずに受診してください。
✅ 振り返りポイント
  • 下部尿路症状の3分類(蓄尿・排尿・排尿後)
  • 尿失禁の5つのタイプ
  • すぐに受診すべきサイン
  • 排尿日誌と残尿測定
  • 骨盤底筋訓練・膀胱訓練の注意点
  • トイレ動作と環境の調整

まとめ

排尿の困りごとは、我慢したり水分を控えたりするだけでは解決しにくい問題です。まずは泌尿器科などで原因を確かめましょう。緊急性の高い症状がない場合は、受診までの間に「いつ・どんな場面で困るか」を排尿日誌に記録すると、相談に役立ちます。治療と並行してトイレまでの動作や環境を整えることで、外出や睡眠への影響を減らせる可能性があります。

  • 排尿障害は、尿をためる・出す・排尿を終える働きの問題で、症状は重なって現れることがある
  • 尿失禁には腹圧性・切迫性・混合性・溢流性・機能性があり、優先する対応が異なる
  • 急に尿が出ない、会陰部の感覚が鈍いなどのサインは、直ちに医療機関へ相談する
  • 骨盤底筋訓練や膀胱訓練は、原因を評価したうえで正しい方法で行う
  • トイレ動作・認知機能・環境への支援と、多職種での情報共有が生活を支える

尿漏れや頻尿を「年齢のせい」と決めつけず、医師や看護師、作業療法士などの専門職に相談してください。原因に合った対応を見つけることが、排尿障害と付き合いながら安心して暮らすための第一歩です。

📚 参考資料

以下の学会・公的機関の公開資料および研究論文を参考に構成しています。生活動作や環境調整の具体例は、原因評価を踏まえて個別に検討するための支援例です。海外の診療推奨は、日本の個別診療へそのまま適用するものではありません。本記事は成人を対象とした一般的な参考情報であり、医師による診断の代替ではありません。

  1. 日本泌尿器科学会「尿が出にくい・尿の勢いが弱い・尿をするのに時間がかかる」 https://www.urol.or.jp/public/symptom/05.html
  2. NIDDK「Symptoms & Causes of Urinary Retention」 https://www.niddk.nih.gov/health-information/urologic-diseases/urinary-retention/symptoms-causes
  3. 日本泌尿器科学会「尿が漏れる・尿失禁がある」 https://www.urol.or.jp/public/symptom/04.html
  4. 日本泌尿器科学会「夜間、何度も排尿で起きる」 https://www.urol.or.jp/public/symptom/03.html /「夜間頻尿診療ガイドライン 第2版」 https://www.urol.or.jp/lib/files/other/guideline/37_nocturia_v2.pdf
  5. NIDDK「Treatment of Urinary Retention」 https://www.niddk.nih.gov/health-information/urologic-diseases/urinary-retention/treatment
  6. Royal Free London NHS「Cauda equina syndrome」 https://www.royalfree.nhs.uk/patients-and-visitors/patient-information-leaflets/cauda-equina-syndrome
  7. NIDDK「Diagnosis of Urinary Retention」 https://www.niddk.nih.gov/health-information/urologic-diseases/urinary-retention/diagnosis
  8. NIDDK「Treatments for Bladder Control Problems」 https://www.niddk.nih.gov/health-information/urologic-diseases/bladder-control-problems/treatment
  9. NICE「Urinary incontinence and pelvic organ prolapse in women: management(NG123)」 https://www.nice.org.uk/guidance/ng123/chapter/recommendations
  10. NIDDK「Kegel Exercises」 https://www.niddk.nih.gov/health-information/urologic-diseases/kegel-exercises
  11. CDC「Summary of Recommendations: CAUTI」 https://www.cdc.gov/infection-control/hcp/cauti/summary-of-recommendations.html
  12. Williams AMM, et al. Characterizing Pelvic Floor Muscle Activity During Walking and Jogging in Continent Adults: A Cross-Sectional Study. Front Hum Neurosci. 2022;16:912839. https://doi.org/10.3389/fnhum.2022.912839(全文:https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC9279930/)
  13. 亀尾洋司ほか.地域在住尿失禁中高年女性を対象とした非対面での歩行・筋力トレーニングの効果について:無作為化比較試験による検討.日本公衆衛生雑誌.2024;71(1):15–23. https://doi.org/10.11236/jph.23-030
  14. Kim H, et al. Effectiveness of multidimensional exercises for the treatment of stress urinary incontinence in elderly community-dwelling Japanese women: a randomized, controlled, crossover trial. 2007. https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/17944890/
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homereha
作業療法士。千葉県の回復期病院と福岡県の一般病院で、脳卒中・脊髄損傷・骨折・肩関節周囲炎などのリハビリに携わり、実施件数は約1.5万件。現在も病院勤務を続けながら、福岡で訪問型の自費リハビリ「Home Reha 福岡」を運営しています。福岡県作業療法士学会での発表、「作業療法・福岡」への論文掲載あり。

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